精神的な財産で人生を豊かに

2020年AC アフターコロナ時代を生き抜くために、日本文化に蓄積された精神的財産を自身に蓄えましょう。 神社の神主がお伝えします。

本田健さんの最新刊 金融崩壊、預金封鎖時代を生き抜く!!100年前のスペイン風大恐慌から学ぶポストコロナの生き方 一気読みして感想を語ります

皆様こんにちは。いつもありがとうございます。

 

今回は、本田健さんの新刊金融崩壊、預金封鎖時代を生き抜く!!100年前のスペイン風大恐慌から学ぶポストコロナの生き方のレビュー記事です。

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令和2年5月28日にでたばかりの、本田健さんの最新刊を一気読みしましたので、早速紹介したいと思いまして今回記事にしました。

 

この本タイトルの通り、100年前に世界的に流行したスペイン風邪と、その後に起こった世界恐慌の教訓に、今回のポストコロナの生き方を探っていくという内容です。

 

私の感想ですが、100年前のスペイン風邪と、今回のコロナウイルス感染症と広がり方、それと対処の仕方がとても似ているなと感じました。

 

この記事のYouTube版はこちら↓本人語りで聞き流し🎧 https://youtu.be/iUm0GBxjur4

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100年前のスペイン風邪とコロナの対策は驚くほど変わってない⁉︎

100年前のスペイン風邪の時にもワクチンがなかったので、今とほぼ同じ対処を行っていたようです。

 

当時も基本的には、他人との接触禁止、外出自粛といった今とあまり変わらない対処法で、感染者の隔離、衛生の徹底、消毒の推奨、マスクの着用感染者と接触した人の行動制限など、学校や公共施設の閉鎖、教会の行事、集会等の延期、時間差出勤満員の地下鉄に乗らないという防止策、マスク着用の義務化が海外ではとられていたようです。


日本では病人に近づかないこと、人の集まる場所に行かないこと、マスクをつけること、手洗いうがいすること、イベントを自粛すること、学校を休校すること、こういった対策が取られていたようです。

 

医療や様々なテクノロジーは格段に進歩しているはずなのに、やっていることはほぼ一緒ということに、あらためて衝撃を受けました。この当時ウイルスが病気を引き起こしているということも分かっていなかったですし、1997年になってようやくスペイン風邪の病原体の正体が明らかになったといいます。

 

スペイン風邪は3回にわたる大規模感染拡大を引き起こした!

 

スペイン風邪の流行した100年前には3回に渡るパンデミックが世界を襲いました。

 

1918年の全世界の人口が約18億人から20億人といわれてますが、そのうちスペイン風邪に感染した人が全世界で5億人ということで、世界の3分の1から4分の1にあたる人が感染した計算になります。

 

死者数は2千万人から5千万人、あるいは8千万人から1億人にも上ったという調査結果もあります。

 

致死率は約2.5パーセントです。

 

スペイン風邪は1918年3月から流行し、夏頃には一旦収束し、致死率もそれほど高くなかったといいます。

 

しかし同じ年の秋頃から第2波が起こると、肺炎などなどを起こして重症化する人が続出し、大量の死亡者がでて、甚大な被害をもたらしましたといいます。

 

こういったことが過去にあったので、いま世界は第2波にどう対処するか問題となっており、この本では、これから起こることいくつかパターンが予測されています。

 

ビジネス、勉強、仕事、旅行、レジャーといったことの在り方がすべて変わってしまいました。

 

何かのゲームのルールが全て変わるかのように、よほど頭を柔軟にしていかないとついていけなくなる。では、具体的にどう対処していくかについてもこの本に書かれていましたので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。

 

この先、第2波は確実に起こるといわれていますが、どの程度の被害となるかは未知数で、実際には大したことないのかもしれません。しかし100年前、日本はスペイン風邪の終息に2年間かかりました。

 

いずれにせよ、これからは仕事をコロナ仕様にトランスフォームしないと対処できないといいます。

 

無対策でこのままいくとすれば、例えると、拳法、ボクシング、空手、柔道、の選手がいきなりなんの対策もしないで総合格闘技の試合に挑むようなものです。それぞれ打撃や、寝技、関節技や締め技に対策しておかないとボロ負け必至ですね。ルールが変わったのですから。

 

みんな政府と対応が遅いだの、支援が行き届いていないだの批判しますが、マスクすらいまだに配達し終わってない仕事の遅さからして、あらためて今回、政府には国民を助ける力を持っていないのだと思いました。

 

また総合格闘技の例えですが、レフリーのジャッジが自分に不利で劣勢な試合を強いられていたとして、レフリーに文句ばかり言ってても、形勢逆転は難しいですよね。

 

結局、自分の身は自分で守るしかない。

 

長い自粛の間に、ふさぎ込んでいる企業や個人がいる一方、これからの時代にこそ商機のあるビジネスモデルを計画・準備し、ワクワクしている人も沢山いるようです。

 

無一文から億万長者にカムバックした与沢翼さん

みなさん与沢翼さんという方ご存じですか?私はこの方と同い年みたいなんですけど、かつて「秒速で億稼ぐ」というキャッチフレーズで商材ビジネス業界において一躍時の人となった人のようです。ネオヒルズ族の代名詞的存在で、すごい豪遊するお金持ちとして記憶に残る方も多いのではないかと思います。

 

そんな与沢翼さんですが、実は一度は事業に失敗し、2014年に破産してすべてを失ってほぼ無一文になったそうです。そこから独学で勉強して未経験で投資を始めて1億円の利益を出して、それを元手にシンガポールに渡ったそうなんですね。そこからまた投資、仮想通過で利益を出して、現在の総資産が80億円といわれています。信じられないような話なんですけど。

 

与沢翼さんは現在タイのバンコクで月に35,000円ほどの生活費で質素倹約に努めて暮らしておられるようです。

 

大金持ちが破産して無一文になり、またすぐに大金持ちに戻れるとするとなると、本当の財産はやはり自分自身の中にあるのではないかなと思います。

 

知的財産ですとか、お金を稼ぐ知識、経験やスキル。こういった形のないものは一度自分自身に財産として築いてさえいれば、実際に経済的な価値のある財産を失ったとしても、努力さえすれば取り戻す事ができます。

 

でも、努力や挑戦するにはどうしても夢や希望、モチベーションが無いと出来ませんよね。

 

基本的な生きる力、その源となるのが精神的財産だと思います。

 

これからもし、世の中で大量失業が起これば、生きる希望を失ってしまう人が多く出てくることが考えられます。今もただでさえコロナの影響で自殺してしまう人が増えているといいます。

 

どうか、多くの人が希望をつなげて生きていけるように祈りつつ、役立つ情報、メッセージを出来る限り届けていきたいと思います。

 

本日はこれまでです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。