精神的な財産で人生を豊かに

2020年AC アフターコロナ時代を生き抜くために、日本文化に蓄積された精神的財産を自身に蓄えましょう。 神社の神主がお伝えします。

不安を吹き飛ばせ‼︎とりあえず神社へお参りお参りー‼︎ いま、お参りすべき神社BEST3 この3つ押さえておけば大丈夫‼︎

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みなさまこんにちは😃

 

今回は不安を吹き飛ばせ‼︎とりあえず神社へお参りお参りー‼︎ 2020年のアフターコロナに、お参りすべき神社 BEST3‼︎この3つ押さえておけば大丈夫‼︎

 

といった内容でお話ししていきたいと思います。

 

私は普段、神社の神主をしております。

 

このブログ、新型コロナウイルス感染症についての記事ばかりあげておりまして、このままでは私、コロナ神主とか言われてしまいそうですが、このような事態において少しでも世の中の人に安心と良い情報を提供していければと考えています。

 

この記事のYouTube版はこちら↓本人語りで聞き流し🎧 https://youtu.be/Qm36v_PJf3I

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目次

 

 

 

日本がコロナによるダメージが海外に比べて少ないのは何故?

 

日本は幸いなことに、コロナで亡くなる人は海外に比べて格段に少なく抑えられています。

 

原因はわかりませんが、もともと日本人は清潔好きで、頻繁に手をよく洗う。基本的に毎日入浴する。こういった生活様式の背景には、日本古来の神社神道の教えがあって、我々は知らず知らずの内に、日本の神様に守られているのではないかと思っています。

 

神道って何?そもそも神社とはなんなのか?


この「神社神道」という言葉なんですが、皆様にとって聞きなじみのある言葉かどうか。おそらくピンとこない人が多いのではないかと思いますが、実は神社って宗教法人、宗教団体です。なので、私は神主ですが、社会的な身分は宗教団体の職員ということになります。

 

ですが、神社が宗教団体の施設だと思ってお参りに訪れる人は多くはないと思います。昔からなじみのある存在。誰でも神社の境内にはほぼ自由に立ち入ることができますし、公園にでもいくような軽い気持ちで訪れる人も多いのではないでしょうか。

 

私は大学で神社神道のことを中心に様々な宗教に関する学問ですとか、文化について学んできました。ある神道の教えに関するいわゆる教学に関する科目の講義の中で、先生が「この中に私は神道の信徒ですという人手を上げてください」といわれたときに、たしか教室にいる半分ぐらいの学生が手をあげたかと思います。

 

私はこの時手を上げませんでした。理由は、神道を単なる宗教だと思っていませんでした。そんな狭い了見ではとらえきれない。神道とは我々日本人の生き方、文化そのものの根底にある考えのように捉えていました。

 

神社とは関係のない家に育った私が神主を目指した理由は、この神道を学べば、現代社会のあらゆる問題の解決の糸口を見いだせるのではないかと考えたからでした。

 

これからの困難を乗り切るために、神社で厄除け開運を‼︎

 

ちょっと細かい話になってしまいました。とにかく今、ちょっと落ち着いた人も多いのではないでしょうか。日常の生活も徐々に戻ってきています。

 

それでも不安を抱えている人は多いと思います。そんな時は、神社にお参りするといいと思います。日本という国がなぜ世界で一番長い文化と伝統を保ってこられたのか、その秘密は神社にあると思います。我々日本人は様々な困難に耐え抜いてきました、そしていまも日本という国が存在しています。それを象徴する存在が神社です。

 

本当に、自粛中の5月にも神社にお参りされる方が多かったです。なんでこんなに人が来るのかって、ほんとに皆さんわかってますか?国から自粛要請でてますよって思っていました。

 

神社によっては参拝の自粛を求めるところもあったようです。こんな時だからこそ神社は人々の心の拠り所としての役割を発揮するべきなんでしょうけど、本当に難しい時代となりました。

 

今からおすすめ神社を発表しますが、コロナに感染拡大に関して未だ予断を許さない状況です。県外を跨ぐ移動はしばらく控えなければいけない状況ですので、そのことを念頭に置いて、しばらく様子を見てお参りに行かれてください。

 

2020年!お参りすべき神社BEST3を発表!!

 

それでは、私が今、おすすめするお参りすべき神社BEST3を発表します。

 

お参りすべき神社BEST1位 伊勢神宮―!

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写真は境内を流れる五十鈴川です。

実は、伊勢神宮とは一般的な名称で正式には「神宮」といいます。全国になになに神宮、なになに大神宮という名称の神社が今では沢山あるんですけど、本来「神宮」といえばこの「伊勢神宮」のことを指す名称でした。

 

場所は三重県伊勢市にあります。

 

伊勢神宮には大きく分けて内宮と外宮とありまして、内宮は日本の皇室の御祖先である、天照大御神という神様がおまつりされています。

外宮には産業の守り神である豊受大御神様という神様がお祭りされておりまして、天照大御神様のお食事を作っていらっしゃる神様と考えられています。

 

お参りの順番で言えば先に外宮、次に内宮をお参りするのが正しいとされるならわしです。

 

広い意味ではこの内宮、外宮を中心にお末社が全部で125社存在し、これ全体を総称して神宮と呼んだりもします。20年に1度御社殿がすべて建て替えられる「式年遷宮」が有名ですが、この125社すべてが新たに建て替えられるというのですから驚きです。

 

伊勢神宮は云わずと知れた日本で一番格式の高い神社です。2000年の歴史がありまして、全国の神社の頂点にあり神社界では本宗(ほんそう)といって崇敬されています。

 

古くから広く民衆のあつい信仰を集めていました。「一生に一度は伊勢参りをしよう」といわれています。江戸時代には一生に一度の楽しみとして庶民に流行しました。日本全国から1カ月以上かけて歩いて、お参りに行ったそうです。

 

とくに60年に1回訪れる「お蔭年」という年は特に御利益が戴けると考えがありまして、1705年には約350万人(当時の日本の人口は約2800万人)

1771年には約200万人(当時の日本の人口は約3110万人)

1830年には約428万人(当時の日本人の人口は約3220万人)が参ったと言われています。

 

当時の日本の全体で言えば6人に1人がお伊勢さんにお参りしていたというから本当にすごいですよね。

 

私は2回お参りさせていただきました。2度目は神主になるための実習なんですけどね。一週間泊まり込みで色んなことを学びました。幸せな時間でした。この伊勢での実習が転機になって私は神主になることが叶いました。本当に伊勢の神様には感謝しかありません。早くお礼のお参りにいきたいです。

 

伊勢神宮にお参りするのに際しまして、一点注意したいことがあります。

 

それはなんと、「お願い事をしない方がいい」ということです。

 

みなさん何で?って思いますよね。神社ってお参りしてお願い事をするところじゃないの?と。ですが、本来、神社でお金持ちにしてくださいとか、女の子にもてたいですとかいう個人的なお願いをする場所ではありません。まず初めに神様にご挨拶をしないといけませんね。

 

我々人間は自然の力によって生かされている存在ですから、まず最初に神様に今まで生かして頂いて幸せです有難うございますと、感謝を捧げることが重要で、特に伊勢神宮ではただただ神様に感謝の祈りを捧げる場所であると考えられています。

 

もともと「私幣禁断」といって、伊勢神宮にお供えものをお捧げするのは天皇に限られていました。建前上、神宮にはお賽銭をしてもいけないということになります。それでもみんながお賽銭を置いて行ってしまうので白い布を神社の人が敷いたんだと、いわれていたりします。これは本当かどうかと思いますけど。

 

とにかく、伊勢神宮は皇室の祖先をお祭りする聖域であり、天下国家といった公(おおやけ)のために祈りを捧げる場所ですから、お願い事をしてはいけないなんて言われているわけです。実際には伊勢神宮では御祈願もしていただけますから、全然お願いしてもいいと思います。

 

ですが、あえてお願い事をしなくとも、神様は我々人間のことすべてお見通しですからね。なにを考えて生きていて、なにを望んでいるかもすべて。だから、感謝以外は余計なものなのかもしれません。

 

お参りすべき神社BEST2 氏神様―!

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写真はイメージです。

 

氏神様(うじがみさま)だったらいまお参りされてもぜんぜん問題ないとおもいます。

 

全国に神社は88.000社あるといわれていますが、その多くはこの氏神様ではないかと思います。氏神とは皆さんが住んでおられる地域を守ってくださる神様です。神社には沢山の神様がそれぞれお祭りされています。

 

メジャーなところでいうと、稲荷神社とか、八幡神社神明社、天神社といったところですか。おそらく多くの場合、皆さんがお住まいの場所から歩いてすぐ行ける距離に神社があるはずです。埋立地ですとか、新興住宅地は遠くまで行かないとないかもしれませんが、昔は人々の生活に神社は欠かせないものでした。昔多くの人は農業で暮らしていましたから、五穀豊穣や社会安定を祈ってお祭りをしていました。

 

人々が集まって村などの集団が形成されると、遠くから御利益のある力のある神様をお招きして神社を建ててお祭りしました。稲荷神社は伏見稲荷が総本社なので京都から、八幡神社宇佐神宮の大分や石清水八幡の京都から、神明社伊勢神宮から。天神社は太宰府天満宮のある福岡から、といったように大きな神社から神様のご分霊といって、神様の魂、霊をお移しして沢山増えていきました。まるで一つのローソクの日を分けていくようにです。

 

氏神という言葉は本来、ある氏族、一族の祖先神であったり守護神を指す言葉ですが、現在では地域の守り神という意味で使われています。皆さんがお住まいの場所から一番近い神社が氏神様とは限りません。厳密に神様の管轄する縄張りがあります。自分の地域の氏神様の神社が分からない人が多くいらっしゃいますし、私もよく教えてくださいと言われますが、とにかく近くの神社の神主さんに聞いてみて下さい。神主が常駐している神社は全体的に見て少ないので、ググったりして調べてみて下さい。


地域の守り神といえば産土神様(うぶすなのかみさま)という神様がありますが、この氏神様と産土神様が混同されてしまいがちです。氏神様がお祭りされている神社には、その神社の主祭神の神様が来られる前から、元々その土地を守っていらっしゃった産土神様が、石だったり、ひっそり祠なんかにお祭りされていますので、その神社の由緒や歴史を調べて探してみるのもいいかと、面白いのではないかと思います。とにかく、身近な守り神様が氏神様なので、ぜひお参りしてみてください。


最後に、BEST3の発表です。BEST3崇敬神社―!

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写真はイメージです。こんな景色のいい神社に行ってみたいですね。

 

崇敬神社って何?ってことですけど、それぞれが崇敬している神社です。平たく言えば好きな神社です。氏神様はその地域に所属する氏子に崇敬、信仰される神社に対して、崇敬神社はエリア限定せず全国各地から信仰する人がお参りに訪れる神社です。


人によって求める御利益って違いますよね。商売をしている人は稲荷神社や恵比須神社を信仰していたり、勝負事をしている人なんかは八幡神社を信仰していたり、受験生は天満神社にお参りしたりしますね。

 

まあそういったお願い事の有無に関わらず、ここに来たらなんだか気分が良くなる、力が貰えるといった神社があるかと思います。人によって違いはあるんですけど、いわゆるパワースポットのような感じですね。

 

私も色んな神社にお参りしましたけれども、神様と人とのご縁があると思います。ここの神社すきだなーと感じることもあれば、気とかエネルギーが強すぎて、それを感じて疲れてしまうことがありました。それぞれ相性があると思いますので、皆さんどうか力を戴ける神社を神社巡りをしながら探してみて下さい。

 

このBEST3の順番。実は家庭でお祭りする神棚のお札の順番なんですよね。優先的に大事にすべき神様の順番があります。

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それでは皆様、今回も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。